2025-01-21

大学入試共通テスト『情報』:大人にも役立つ学びと発見

2025年、大学入試共通テストに新たに加わった「情報」という科目は、普段の生活にもつながるテーマが多く、大人でも楽しめる内容になっています。難しそうに聞こえるかもしれませんが、意外と身近な話題が中心なので、「情報」についての知識がなくても、ちょっとした学びや発見を楽しめる内容です。

例えば、デジタル署名やIPアドレスなど、インターネットの仕組みに関する問題が出題されました。これらは普段のネット利用に欠かせないものですが、仕組みを知る機会はあまりありません。こうした問題を通じて、ネットがどのように安全に使われているのかを考えるきっかけになります。また、デジタル時計や電卓に使われる「7セグメントLED」の仕組みについての問題もあり、普段何気なく使っている道具の奥深さに驚かされる内容でした。

また、スーパーマーケットの情報システムやグループ会計のおつり不足をテーマにした問題が出題されました。たとえば、スーパーマーケットの問題では、日常の買い物の裏側でどのようにデータが活用されているかを考えます。「こんな風にデータを使っているんだ」と身近なテーマに感心する人も多いでしょう。おつり不足の問題では、手計算や表計算ソフトを使いながらシミュレーションを行いますが、日常生活で役立つアイデアも学べます。

工芸品を効率よく作るためのアルゴリズムを考える問題も出題されました。アルゴリズムというと難しそうに思うかもしれませんが、要は「どうやったらうまく進められるか」を考える問題です。これは、仕事や家庭での段取りにも応用できる考え方なので、大人にも参考になります。

最後に、旅行者数のデータを使ってグラフを読み解く問題が出題されました。データを見て、「どんなことが言えるだろう?」と考える内容で、特に相関関係と因果関係の違いを考えるところが興味深いポイントです。データを見る目を養うことは、現代社会ではとても大切です。

このように、2025年の「情報」は、実生活に役立つ視点や考え方を楽しく学べる内容でした。大人も気軽に取り組むことで、日常の何気ない出来事や便利な仕組みへの理解が深まりそうです。問題を解きながら、「こんな仕組みがあったんだ」と新しい発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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