2025-11-22

中高年に広がる「安心重視」の資産形成

50代〜70代の中高年のあいだで、資産形成への関心がこれまで以上に高まっています。背景には、定年延長や人生100年時代といった社会環境の変化に加え、物価上昇や円安が続くことで「老後資金を守りながら増やす」意識が強まっていることがあります。特に2025年は、次のような投資テーマが注目されています。

まず人気が急上昇しているのが、国内の高配当株です。銀行預金の金利が依然として低い中、配当利回り4〜6%前後の銘柄は「毎年の受取額が目に見える安心感」があるため、中高年層に合致しています。また、**米国ETF(VYM・HDV・SPYDなど)**も継続的な人気を誇っており、ドル建ての分配金を長期で受け取りたいというニーズに応えています。

次に関心が高まっているのが、債券投資です。個人向け国債(変動10年)は元本保証でありながら金利上昇の恩恵を受けられるため、特に安全志向の方に支持されています。外貨預金やドルMMFなど、ドル資産への分散も「円安による資産防衛」として同時に注目されています。

さらに制度面では、新NISA・iDeCoの見直しが進み、中高年の投資行動にも大きな影響を与えています。とくにNISA成長投資枠を使った高配当株やインカムETFの組み合わせは、シンプルで理解しやすく、長期運用との相性も良いため、取り組みやすい手法として広まっています。

一方で、実物不動産の管理が負担になるという理由から、最近は不動産クラウドファンディングJ-REITといった“運用の手間がない不動産投資”にも人気が移っています。利回り4〜6%台が多く、年金とも合わせて「毎月の生活費の安定化」に貢献する点が評価されています。

中高年の資産形成では、「大きく増やす」よりも「長く安心して使い続けられる」ことが重視されます。無理のない範囲で分散し、毎年のインカムを積み上げる方法が、これからの時代にはいっそう適した選択肢となるでしょう。

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