『満映秘史 栄華、崩壊、中国映画草創』は、石井妙子と岸富美子によって書かれた書籍です。この本は、満洲映画協会の歴史について詳しく説明しています。甘粕正彦が理事長を務めた満洲映画協会は、国策映画会社であり、李香蘭が活躍したことでも知られています。しかし、満洲崩壊後の軌跡はあまり知られていません。内田吐夢監督や元社員が詳細を話してこなかったためです。この本は、元満映社員である岸富美子の手記を元に、満洲映画協会の実態を明らかにしています。
岸富美子は、原節子主演の日独合作映画『新しき土』に参加後、満映に入社し、敗戦後は中国映画の草創を支えた映画編集者です。この本は、彼女が当時の満洲映画協会の内部でどのような役割を果たしたかを詳しく説明しています。また、満洲崩壊後に何が起こったかについても触れています。当事者による最初で最後の証言で現れた事実が明らかにされています。
現在の弊社の買取価格は「200円」です。(23年3月31日現在)
弊社では「歴史・地理・旅行記」関連の本を高額にて買取しております。
ぜひご利用ください。
買取申し込みはこちら