2023-09-21

SFファン必読!サンリオSF文庫の魅力

サンリオSF文庫は、1978年から1987年までサンリオが刊行していた文庫のSF叢書です。創刊時には、SF映画ブームの真っただ中にあった「スター・ウォーズ」の日本上陸を受けて、一部の海外SFマニアや海外文学愛好者の間でセンセーションを巻き起こしました。

このシリーズは、宇宙やファンタジーとはほとんど関係のない先鋭的なラインナップを組み、その独自性で注目を集めました。しかし、1987年に会社の事情で休刊となりました。

サンリオSF文庫は、ニュー・ウェーブ作品、女性作家のSF作品、英米以外のSF作品、SF以外の怪奇小説、ファンタジー、ミステリーなど幅広いジャンルの作品を刊行していました。特にフィリップ・K・ディック作品の刊行が21冊と最も多く、特に後期になるにつれ新刊はディック作品が中心となりました。

サンリオSF文庫の装丁は全ての文字の書体にゴシック体を用いるなど一定のフォーマットに統一されていました。カバーはコート紙で、表紙全面にイラストがあしらわれていました。イラストは加藤直之、角田純男、木嶋俊らによるもので、シュールリアリスティックなものが多かったです。

サンリオSF文庫は終刊後も根強い人気があり、一時期古書として取引価格が高騰しました。現在では他社の文庫で新版が刊行されたり、単行本として出されたものも多いです。

2014年にはシリーズ全冊を解説した『サンリオSF文庫総解説』(牧眞司+大森望編)が刊行され、2015年第46回星雲賞ノンフィクション部門を受賞しました。

このシリーズはその独自性と幅広さから多くの読者に愛されており、今でもその影響力は色あせていません。

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